銀河鉄道の夜その15
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銀河鉄道の夜その15

作品:銀河鉄道の夜
作者:宮沢賢治

   三、家



 ジョバンニが勢《いきおい》よく帰って来たのは、ある裏町の小さな家でした。その三つならんだ入口の一番左側には空箱に紫《むらさき》いろのケールやアスパラガスが植えてあって小さな二つの窓には日覆《ひおお》いが下りたままになっていました。

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底本:「新編 銀河鉄道の夜」新潮文庫、新潮社
   1989(平成元)年6月15日発行
   1994(平成6)年6月5日13刷
底本の親本:「新修宮沢賢治全集 第十二巻」筑摩書房
   1980(昭和55)年1月
入力:中村隆生、野口英司
校正:野口英司
1997年10月28日公開
2004年3月2日修正
青空文庫作成ファイル:
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